地域社会への貢献
山主への収益還元、森林の保全、若い技術者の育成などにより、地元嶺北地域の、また林業自体の将来への可能性を生み出す山づくりを目指しています。
山主への収益還元
木材価格の低迷により、間伐材で収益をあげることは至難となっています。しかし、創意工夫することにより間伐材を柱などに活用する利用間伐を推進することで、その収益を山主へ還元することが可能となり、山主の森林への関心を呼び戻すとともに、林業関連産業に活力をもたらすことで、山村地域の元気を取り戻していきます。
団地化の推進
地元嶺北地域でもひとつの山を複数の山主が所有している場合が多くあります。作業効率をあげるため、複数の山主が所有する山を個別に間伐するのではなく、まとめて作業できるよう、山主と話し合いをして団地化を進めています。
(平成23年度末現在 8団地、約2,200ヘクタール)
技術者(後継者)の育成
林業といえばつらい仕事というイメージ。これでは、若い技術者、後継者は育ちません。当社では、機械化を進め、経済面だけでなく環境保全にもつながる大切な仕事という認識をもってもらうことで、安全かつ安心して、将来への夢や誇り、自信をもち続けることができるような職場を目指しています。